No.5
 アカザ [別名:ウマナズナ]

 

〈説明〉

葉に特色があり、緑の葉の中心部がほんのり赤味をさしています。シロザはこの部分が白くなっています。若葉には白い粉がふいていて、きらきら光っています。今では雑草として扱われていますが、奈良時代前の藤原京のトイレの遺跡からアカザの種子が出土していることから見ても、古くから食物として利用されていたことが、うかがわれます
 
(採り方
初夏から秋口まで、茎先の芽と若葉を摘んで食用にし ます。一見おいしそうには見えませんが、クセのない 素直な味で、栄養価は、ホウレン草より豊富です。秋に枝先いっぱいに実る種子も食べる事ができます。
 

(食べ方)
おひたし、あえもの、炒めもの、煮物、天ぷら新芽や若葉を水でよく洗い熱湯でさっとゆでて、冷水にとり、水をしぼってから、各種の料理をする。
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【採取時期】 5月下旬〜11月
【薬   用】 虫刺され、高血圧、歯痛

No.6
 クズ [別名:ウマノオコワ]

(食べ方)
あえもの、おひたし、天ぷら若芽は皮をむき、そのまま天ぷらに、あるいはゆでて、おひたしや、あえものに使う。花は天ぷらに揚げるか、湯通しして酢のものに、根からは葛粉を採集して葛料理に用いる。
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〈説明〉
クズは、食用、薬用、衣服の材料と、古くからいろいろ利用されてきた有用植物です。繁殖力が旺盛で、からみついた植物を枯らしてしまうため、やっかいものとされています。クズの葉に細毛が密生して白っぽく見えます。秋風が立つようになると白い葉裏を見せてひるがえるところから、別名裏見草と呼ばれます「裏見」を「恨み」とかけた「恋しくば尋ねきてみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉」の有名な歌があります。和名は、特産地であった奈良、吉野地方の国栖(くず)村に由来すると言われています。

(採り方)
新しいつる先にある、太くて柔らかな若芽を選び曲げて自然に折れるところから摘み採る。花は房ごと摘み採る。また秋から冬にかけていも状に太くなった根を採取します。

 【採取時期】  若芽…4月〜6月 花…8月〜9月
           根…10月〜2月
 【薬   用】  (根)風邪薬