No.9
 ノビル [別名:タマビル]

 

〈説明〉

ユキ科の多年草でネギやニラの仲間で、独特の香りやピリッとした辛味など、野性味の漂う山菜です。ノビルは古事記の応神天皇の項にも記述があるように古くから食用とされていたようです.また、禅寺の門前に「葷酒山門に入るを許さず」の標語がありますが、葷とは5つの臭い野菜を指しノビルもその中に入っています。これは、臭いの強い植物には強精効果があるので、僧の修業の妨げになるいわれです。
 
(採り方
姿が大きく、太いものを選らんで採取します。
 

(食べ方)
生食、あえもの、おひたしよく水洗いし、鱗茎のひげ、根をとり除く、そのままか、火で軽くあぶって食べる。 また、若葉がついたままさっとゆがけば辛味が消えて甘味が出てくる。若葉をゆでて、おひたし酢味噌、からし、マヨネーズを使ったあえものなどに。
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【採取時期】 葉…3月〜5月 鱗茎…1年中
【薬   用】 強壮、健胃、整腸、はれもの、ノビル酒

No.10
 ハナイカダ [別名:ママッコ]

(食べ方)
おひたし、あえもの、天ぷら、菜飯ハナイカダは昔から菜飯の素材としてしられています。ほとんどアクがないので、いろいろな料理が楽しめる。さっと塩ゆでにして、おひたし、あえものにと色々な食べ方があります。
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〈説明〉
やや湿り気のある日陰を好みます。葉の中央に小花を咲かせる大変珍しい植物で、その葉をいかだに、花や実を船頭に見立て「ハナイカダ」いう名がつけられました。別名の「ままっこ」は、丸い果実を米粒にたとえたとされています。

(採り方)
春はできるだけ柔らかい若葉を選びますが、花が咲いた葉も食べられます。枝先にまとまった若葉がつくので、付け根から柄ごと摘み採ります。

 【採取時期】  4月〜6月
 【薬   用】  健胃